by Haundreis
以前『失恋の心痛とからだの痛みはおなじもの?』というエントリをあげたことがありますが、なんと計算問題でも脳がおなじような反応を示すことがあるそうです。
『数学嫌い、計算の想像だけで脳に痛み』という記事によると
計算問題が出るのを見ただけで、脳の島皮質後部や帯状皮質中部などが反応していることが分かった。これは痛みや身体への脅威を感じる部位で、その反応はまるで被験者が指でも火傷したかのよう
ということで、「計算中」ではなく「計算問題を見たとき(辛い計算をしなきゃいけないと判断したとき)」なのだそうですが、いわゆる数学嫌いの人たちは怪我をしたときのような苦痛を感じているのだとか。
算数って概ね答えはひとつなのに、解法がわからないとまったく身動き取れなくなりますからね。あの状況を思い浮かべると辛くなるのもむべなるかな、です。
ちなみに調査をしたライオンズ氏はこの反応について、過去の経験に基づいた後天的なものと考えていますが、実際に苦痛を感じているのだとすると、学校で数学を教えることはイコール暴力と言えるのでは!!
いや、ぼくが分数の足し算のあたりで算数をあきらめたから言ってるわけじゃありませんよ…。苦痛だったけど。