21世紀においても、ひとり船を駆って大海に漕ぎ出すというシチュエーションはなかなか冒険心をくすぐるものがあります。
といっても準備不足のまま出発するのはただの無謀だというのがよくわかる事故がイギリスで起きました。
といっても準備不足のまま出発するのはただの無謀だというのがよくわかる事故がイギリスで起きました。
英国南部沖を船で航海していたものの途中で燃料がなくなり、船を座礁させてしまった男性が、救急隊によって助け出されるという出来事があった。
この男性、ロンドンの東にあるギリンガムという町からサウサンプトンに向かう旅の途中だったそうなんですが…
この男性は、船がイングランド南部の海岸に沿って航海していると思っていたが、実際にはテムズ川の河口にほど近い小島を周回していただけだったという。
テムズ川に迷い込んだだけじゃないですよ。「小島を周回していた」ですよ。ぐるぐると。羅針盤や六分儀的なものはなかったのかと。
道に迷った人は円を描くように歩くと言いますが、海でも同じなんでしょうか。
人間の本能か単なる準備不足か、はたまた方向感覚を狂わせる特殊な磁場でも発生していたのか。気になるところではあります。
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