by Mhogan35
凸版印刷、朝日新聞社、KDDI、ソニーの4社で7月に電子書籍の企画会社を設立するそうです。
企画会社は、4社における協議に基づき、書籍・コミック・雑誌・新聞などを対象としたデジタルコンテンツ向けの共通配信プラットフォームを構築・運営する事業会社への移行および年内のサービス開始を目指す。
なにかこう…メンツがしょぼ…あぁいや、コンテンツ、インフラ、端末それぞれの業界トップ級が手を組んだ最強の布陣ですよ。
ただねぇ、電子書籍事業を始めるならインフラと端末は外部に任せたほうがいいんじゃないかと思います。
『「オープン」が売り iPad、Kindle対応の可能性も』
『「オープン」が売り iPad、Kindle対応の可能性も』
対応フォーマットや端末、電子書籍ストアなども「1つに絞らない」(米Sony Electronicsの野口不二夫上級副社長)という。複数のフォーマット、さまざまなメーカーのハード、多様な電子書籍ストアを使えるようにし、「いつでもどこでも、読みたい電子出版物を手軽に楽しめる機会を提供したい」としている。iPadやKindleに対応する可能性もあるという。
iPadやKindleでの配信にも含みを持たせているので多少希望はあるかなと思いますけど、凸版印刷は豊富なコンテンツを取り仕切る能力とデータに汎用性を持たせるだけの技術はあるはずなので、インフラや端末を絞り込むことにメリットを感じづらいです。
「特定の1社が独占するプラットフォームは、会社の方針変更に伴い突然ルールが変わることがある。新会社のプラットフォームはそういったことがないよう、コンテンツホルダーと相談しながら“日本らしい”やり方で展開していく」(野口上級副社長)
分かってるのに。なぜ。
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