あるミュージシャンが自殺しようとしてたとき、テレビがつけっぱなしで、そのとき偶然「ガキ使」が流れていてそれが面白かったため、死ぬのをやめた。
ちなみに、そのミュージシャンはハイロウズのヒロトでそこから「日曜日よりの使者」が生まれた。
実際は「ガキ使」か「ごっつ」か判然としないそうですが。
そして、
『若井おさむ(Wikipedia)』
20代前半の頃、幼い頃から続く母親からの虐待や兄からの理不尽な暴力などに耐えかね、自宅を離れて居酒屋の経営(父親の出資でテーブル3つ、カウンター7席ほどの小さなもの)を始める。
数年の後、若井が家を離れたことで虐待の対象が父親に飛び火し、父親は暴力を受けていた。その状況を聞いた若井は父親に何度も離婚を勧めたが、父親は決断しかねていた。悩み続けた末、父親はついに離婚を決意したことを若井に報告に来たその夜、自殺してしまった。若井は堪えきれず、父の葬儀で「お父さん殺したんはお前や!」と母親を責めたが、母方の親族にも取り合ってもらえずに絶望したという。
遺産のことで家族ともめたくなかった若井は、自ら父の遺産相続はすべて放棄する旨の念書を書いて母親に渡したが、父親の出資で始めた居酒屋(その頃には相当な繁盛店になっていた)は父親名義のままであったため、すべて母と兄側に渡ってしまった。
途方に暮れた若井は、死に場所を探すために東南アジアへ旅に出た。数ヶ月の後、たまたま知り合った日本人観光客から、「ダウンタウンの松本人志さんがドラマ(「伝説の教師」)をやっている」ということを聞かされる。若井は驚愕し(ダウンタウンの大ファンであり書籍もすべて読んでいた若井は、笑い一辺倒だった松本がドラマをやるはずがないと思った)、自分の目で確認するため1週間ほど帰国。そしてたまたま見た回(第8回)が、自殺をするな、というメッセージ(不治の病に冒されて自殺しようとする生徒から生きる意味を問われた教師が、「人間に許された唯一の特権は笑うこと。笑いながら生きるということが人間としての証」と諭す)の回であった。これを見た若井は号泣し、自殺を思いとどまった。
ふぅむ。起きたことからなにを感じるか。感じられるか。これが大事なんですね。
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