by kaibara87
先日、新型DSの正式名称が「DSi LL」と発表されたときに「i LLは病気(=ill)の意味。なぜこんな名前に?」とどうでもいいような突っかかり方をしているサイトがありましたが、「Wii」が発売されたときは、その響きがWee(おしっこ)に似ていることから多少話題になったんだそうです。
似たようなケースで、「ウォークマン」や「ポケットモンスター」がありますね。
そしてアメリカでは、この小2レベルのことば遊びが発端となり悲しい事故(事件?)が発生していました。
2007年、ラジオ局が主催する、Wiiを賞品とした「Wiiのためにおしっこを我慢」という一定時間内に飲んだ水の量を競うコンテストで準優勝した28歳の女性が飲みすぎから水中毒になり死亡していたのだそうです。
ほか17人のライバルとともに水をどんどん飲み、その速さは「3時間超でほぼ2ガロン(約7.5リットル)」(米放送局ABCより)という量だった。
3人の子どものために大会に参加していたこの女性は、なんと7.5ℓもの水を飲み干したそうです。
その後女性の夫がラジオ局を相手取り訴訟を起こしました。これに対し局は「女性が水を飲んだのは自身の過失だから責任は相殺されるべきだ」と主張。しかし大会中から危険性を訴えていたリスナーがいたこと、局側から事前に水中毒の関する注意がなかったことが明らかになりラジオ局が約15億円の賠償金を支払う判決が下されたそうです。
その後の経過も含めて、切ないような、やりきれない一件でした。
コメント