小学館の学習雑誌「小学5年生」と「小学6年生」が今年度末で休刊になることが決まりました。
小学館は26日、学年別学習雑誌「小学五年生」と「小学六年生」を今年度末の号で休刊とし、来春から両誌に代わって新学習漫画誌「GAKUMANPLUS」(仮題)を創刊すると発表した。
休刊の理由としては、「近年、特に小学校高学年の学習環境の変化は急激であり、ゲームやスポーツなど趣味や嗜好(しこう)の多様化も進んだ。男女の性差も顕著になり、読者ニーズに必ずしも合致しなくなってきた」と説明しています。
「小学5年生」「小学6年生」それぞれのホームページには11月号と12月号のもくじが掲載されています。イケオタとか業界用語ドリルといっしょにポケモンのマンガが並んでるってのはたしかに多様化を感じさせますね。
嵐の写真にモザイクかかってるのは笑うとこ。
こんな風に多様化は進みつつ、対応するには人的にも時間的にも余裕がなく、紙代はなかなか下がらず、私立校が増えることで学習内容が一元化されず、おまけに少子化は進む一方…では状況は悪くなるばかりだったんでしょうね。
ピークの73年4月号では「五年生」が63万5000部、「六年生」が46万部を記録したが、近年は両誌とも5万~6万部と低迷していた。
コンビニで本を買うようになったというのも拍車をかけたのかも知れないですね。広くない店内でスペースを取りすぎる(「1年生」から「6年生」までだから)本は店側とには喜ばれないでしょうから。
もう20年くらい経ちましたが、僕も「小学○年生」シリーズの読者でした。『ジャンプ読みてぇ~』と思いつつの読者でしたが。
なぜか“クラスの担任が、実はジャイアンツの代打の切り札で…”ってマンガだけ記憶に残っております。なんでだろ。タイトルはわすれた。
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