残念ながら、人には「嘘をつかなければならないとき」があります。たぶんね。
自分を守るため、自分以外を守るため。
だから、嘘をつくなら上手につき通さなければなりません。
そのためにまず、「嘘の見抜きかた」を勉強しておきましょう。
『会話をしないで嘘を見抜く!紙とペンで出来る意外な方法』というエントリーがありました。イスラエルのハイファ大学の研究チームが発表した嘘を見抜く方法です。
被験者34人に2つの質問を用意し、それぞれ筆記で回答を求めた。1つ目の質問の回答は『事実』を、2つ目の質問には『嘘』を書くように指示した。回答には電子ペンを使い、被験者の筆跡をモニターし分析した。すると、『事実』を書いているものより、『嘘』を書いている方がいずれも筆圧が高くなった。そして、書かれた文字と文字の間が『嘘』の方が広かったのだ。『事実』は簡潔に書かれているとのことだった。
嘘をつくときには目線を左に外すなんてこともよく言われます。体温があがって発汗するとか。
理論構築や真実のなかにひとつだけ嘘を紛れ込ませることで技術的に他人を騙すことはできても、自分を騙すことはむずかしいってことですね。「ミスターブレイン」だかでも『脳は嘘をつかない』とか言ってましたよね、たしか。
上手に嘘をつくには、その嘘を自分が信じ込むことがなにより重要なようです。
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