死に際した人々。

『死を前にした風変わりな最後の望み10選』


4と8が泣ける。

４．死を迎える前に結婚を

『結婚』は少女が描く人生の夢であり、憧れ。しかし９歳のJaylaちゃんには最良の相手を見つけるには、あまりにも時間が短か過ぎた。テキサス州サウスレイクの病院で、Jaylaちゃんは２年に渡って白血病と闘っていた。しかし、その闘いも終わりが近いと、医師たちの間で考えられていたある時、Jaylaちゃんはダラスこども医療センターの患者仲間で親友でもある、Jose Griggくんを連れて来た。そして、Jaylaちゃんの最後の希望を満たすために、家族・友人に囲まれながら、２人は結婚式を挙げた。式場を飾る花束は彼女の夢の結婚式のために、寄付されたものだった。

８．童貞喪失のために売春婦を呼ぶ

２２歳のNick Wallisはデュシェンヌ型筋ジストロフィーを患っていた。進行性の病であり、２０歳前後で心不全・呼吸不全のために死亡すると言われている病気である。彼は死を迎えるに当たり、重大な決断をしていた。それはセックスを経験するということ。Wallisはオックスフォードのダグラスハウスホスピスで、セックスを経験したいとスタッフに話した。スタッフは事務弁護士・聖職者・健康管理プロスタッフからアドバイスを受けた後に、彼を助けることを決定した。彼は女性と深く愛する関係を育むことを望んでいた。しかし、彼の病気がそのための障害になっていた。彼は病気であることを思い煩い、女性と上手に関係を作ることが出来なかった。

このことについて、Wallisは 「私はこのことを決断するために２年掛かった。介護者と両親とも話し合った。両親にこのことを打ち明けるのは、本当に難しいことだった。結局、みんなが私の気持ちを理解し支持してくれた」 と話している。

最終的に準備はなされ、彼は売春婦の訪問を受けた。「感情的な充足は果たされなかった。しかし、女性は非常に明るく、理解があった」と彼は話している。彼は後に自らの経験について、ＢＢＣのドキュメンタリーで、自身の経験を話している。自らの病気に、世の中が関心を持ってもらうために。