ついに裁判員制度が始まりました。
実際に裁判員が参加するのは7月からです。
そんな中である裁判員候補の男性が、呼び出しを受けても裁判所には行かない!と記者会見を行いました。
曰く、
「裁判所からの呼び出しに応じる気はない。(不出頭で)過料を払うのは仕方がない」
通知書のコピーを手に「最高裁に送り返した。被告を死刑だとか一生監獄に入れるとかを決める仕事はやりたくありません」
とのこと。
実際、裁判員に課せられる任務は非常に重いものです。しかし“呼び出しに応じない”だけでは何も解決しないのも確かです。次の候補者が呼ばれ、その人が断れば次の人、また次の人…と繰り返しで裁判が遅れるだけですから。
本当に裁判員制度が間違っていると思うなら、制度そのものを『国民に害為すもの』として訴訟を起こせばいいのではないでしょうか。
裁判沙汰になった時点で制度の運用はストップするでしょうし。
ちなみに年間2万人が裁判員に選ばれる予定です。