『象のフンを頭に乗せると毛が生える』
なんて話を一行知識掲示板で見かけたことがありますが(真偽は不明)、『牛に頭をなめさせると毛が生える』と言うドイツの言い伝えは正しかったようです。
名古屋市立大大学院の岡嶋研二教授(55)=展開医科学専攻=と原田直明准教授(41)=同=が、唾液(だえき)に含まれる糖の一種「シアル酸」に育毛効果があることを発見した。
既に岡嶋教授らは、カプサイシンが育毛効果があるインスリン様成長因子1(IGF-1)と言うたんぱく質を増やすことを発見していたそうですが、この他にIGF-1を増やす物質を探しているさなか、『牛に頭を~』の言い伝えに着目し唾液に含まれるシアン酸にも育毛効果があることを発見したのだそうです。
実験はマウス10匹の背中の毛をそり5匹には普通の餌を、別の5匹にシアル酸を経口投与。4週間後、普通の餌を与えたグループはまだ背中の地肌が見えたが、シアル酸を投与したマウスは毛がほとんど元通りだった。
読んで分かる通り、あくまで“育毛”ですね。“発毛”ではありません。
それでも希望の光なのかも知れません。牛のよだれが。
かぴかぴとした光ですが。
コメント