TOYOTAのCM『DRIVE FOR TOHOKU』シリーズの最新作に「ひょっこりひょうたん島」のキャラクターが登場しています。
岩手県大槌町沖にある蓬莱島がひょうたん島のモデル(のひとつ)と言われているそうで、CMには大槌町の時報代わりにひょうたん島の歌が使われている様子が収録されています。
蓬莱島との繋がりといい、歌詞といい、CMで取り上げるにはぴったりだとも思うんですが、ひょうたん島のキャラクターって島の火山の噴火で亡くなっている(死後の物語)んですよね。
物語の場において発生しうる食糧危機という現実的な問題を回避し、子供たちの親や大人に絶望したうえでもつ明るさを描くユートピアとするため、登場人物をすべて「死んだ子どもたち」として物語を作っており、サンデーと5人のこどもたちは最初にひょうたん島に遠足に行ったときの火山の噴火に巻き込まれて既に死亡した設定になっている。
なにかこう…被災した子たちと重なってしまって、すこしモヤモヤするんですよね…。
制作者も知ってるとは思うんですが。
最後に「じゃあ元気で!」って言ってるしなあ…。