イギリスのエリザベス女王がオーナーになっている馬が、レース後のドーピング検査で陽性となり話題になっています。
陽性となったのは「ムーンリット・パス」という名前の雌の競走馬で、検査は2月にハンティンドンで出場したレース後に採取されたサンプルで行われた。調教師のニッキー・ヘンダーソン氏(58)が責任を問われている。
検出されたのはトラネキサム酸という成分で、止血効果がある合法的な薬なのですが、レース当日にはあらゆる薬物の使用が禁止されているイギリスでは違反になるのだそうです。
トラネキサム酸は市販されている化粧品にも含まれていて、美白効果もあるのだそうです。耳馴染みありますよね。逆に副作用はほとんどないのだそう。
そんなわけで、実際トラネキサム酸がパフォーマンスに変化を与えるのかは分かりませんが、フランスでも、というか世界のほとんどの地域でイギリス並みのルールが適用されていて、レース当日(らしい)に禁止薬物を摂取したディープインパクトが凱旋門賞で3着→失格になったりしましたね。
ところで。
イギリスでは馬のドーピング検査ってどうやってるんですかね。
日本では尿検査らしいですが、イギリスも同じでしょうか?
やっぱり女王陛下の持ち馬ともなると「捧げ銃!」みたいな感じで恭しく手を添えたり(なにに?)して。
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